熊本県で人気の温泉地といえば、黒川温泉や阿蘇周辺の温泉、山鹿・平山温泉などが挙げられます。特に黒川温泉は温泉地活性化のビジネスモデルとしても注目された温泉です。
その他にも熊本の温泉には、天草・松島・下田温泉、小国・南小国の温泉、玉名温泉、菊池温泉、人吉温泉、植木温泉、湯の児温泉などがあります。
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黒川温泉
年間に100万人もの観光客が訪れるという人気の温泉地、黒川温泉。いたずらに開発をせず、温泉本来の魅力を追求していることから、特に温泉通の間では評価が高いようですね。数多くの温泉地が黒川温泉のビジネスモデルを目指していることからも、その評価の程が伺えます。泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩泉、炭酸水素塩泉、硫黄泉、単純温泉など。泉源が数多く存在し、趣向を凝らした露天風呂が多いことで知られています。
田の原川の渓谷に沿う形で温泉街が広がり、落ち着いた雰囲気の宿が20軒以上営業しています。その大半が独自の泉源、入浴施設を有しており、「手形」を購入すれば3ヶ所まで利用することが可能です(有効期間は半年間)。こうして温泉地のフリーパスを購入して複数の温泉を利用するという形式も、黒川温泉が発祥の地だといわれています。各宿は歩いて移動できる距離にありますから、ぜひ湯めぐりをお楽しみください。
温泉街本来の雰囲気・情緒を残すという指針により、黒川温泉は観光地として大規模な開発は行われていません。それでも近年は飲食店を中心に観光客向けの店舗が拡充しており、人気の温泉地として定評があります。他の温泉地と比較してリピーターが多いということが、何よりも雄弁に黒川温泉の魅力を物語っています。
山鹿・平山温泉
約1000年の歴史を誇る熊本県の山鹿温泉。豊富な湯量は「山鹿千軒たらいなし」とまで言われ、足湯、共同浴場のほか、かつては温泉プールも設けられていました。泉質はラジウムを含む無味無臭のアルカリ性単純温泉。「乙女の柔肌」と呼ばれるほどに滑らかなお湯で、美肌効果が高い温泉として女性の人気を集めています。温泉街には昔ながらの街並みが現存しており、旅館やホテルが20軒以上営業しています。趣向を凝らした入浴施設が多いので、宿泊先によって様々な趣を堪能できるでしょう。
さて、山鹿市といえば毎年8月に催される「山鹿灯籠まつり」が全国的にも有名。約1000人、浴衣姿の女性たちが金灯籠を頭に掲げ、優雅な舞を披露します。例年2日間に渡って開催され、「奉納灯籠」や「花火大会」など、様々なイベントで盛り上がります。山鹿温泉の旅行客数も1年のうちでピークを迎えるので、宿泊施設のご予約はお早めに。
おすすめの観光スポットは、重要文化財の芝居小屋「八千代座」をはじめとして、山鹿灯籠民芸館、寺社、薬師堂や、飲食店や土産物屋、足湯などが並ぶ「豊前街道」。人力車も走っているので、ちょっと贅沢な昔ながらのスタイルで街中を観光するのも良いでしょう。
南阿蘇温泉郷・・・観光スポット充実、観光の拠点に
阿蘇内牧温泉・・・有名なカルデラのある阿蘇の温泉
■ 阿蘇内牧温泉
阿蘇山の麓に位置する阿蘇内牧温泉は、阿蘇温泉郷の一つに数えられます。豊富な湯量で知られ、源泉は約80ヶ所。泉質は含石膏芒硝泉で、神経痛や慢性皮膚病などに効果が期待できます。近隣には温泉街と言えるほどの街はありませんが(田園地帯に位置しています)、広い範囲に30軒ほどの宿泊施設が点在し、多くの浴場を有しています。共同浴場も10軒以上。やはり阿蘇観光の拠点として利用する旅行者が多いようですね。観光スポットをお探しなら、阿蘇東火口を一望できる「仙酔峡ロープウェイ」がおすすめ。
■ 南阿蘇温泉
南阿蘇村を中心とした一帯には「南阿蘇温泉」と呼ばれる温泉地が広がり、観光客用に駐車場・遊歩道などが整備されています。複合施設「南阿蘇温泉 癒しの里」には宿泊施設、貸切の入浴施設なども有り。泉質は硫酸塩泉、ナトリウム・マグネシウム-硫酸塩泉、ナトリウム炭酸水素塩泉など。源泉が多いので湯めぐりを楽しむ方も多いようですね。露天風呂からは阿蘇国立公園五岳の美しい景観を望むことができます。温泉街はなく、各宿は広い範囲に点在。落ち着いた雰囲気の中で過ごすことができるでしょう。