北海道で人気の温泉地といえば、登別温泉、洞爺湖温泉、定山渓温泉あたりが
毎年上位にランクインします。
その他にも層雲峡温泉、湯の川温泉、ニセコ温泉郷、阿寒湖温泉、十勝川温泉、ウトロ温泉、川湯温泉、北湯沢温泉、支笏湖温泉、十勝岳温泉、旭岳温泉、白金温泉など、北海道の広大な大地に多くの温泉が点在しています。
環境省が出している「環境統計集」のデータを見ると、北海道は、源泉数や湧出量こそトップは大分県に譲り全国2位もしくは3位ですが、宿泊施設のある温泉地数としては全国1位となっています。
(平成22年版環境統計集調べ。最新版の環境統計集はこちら。※番号7.21が都道府県別の状況)
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登別温泉
日本屈指の観光地として知られる北海道には、温泉も豊富に存在します。その中でも特に高い知名度を誇るのが登別温泉。9種類もの温泉が湧き出す温泉郷であり、日本全国、さらには海外から訪れる観光客も少なくありません。登別温泉の歴史は古く、安政5年に開湯したといわれています。現在では、観光地として宿泊施設、交通網ともに選択肢が豊富で、全国の旅行代理店においては、若者から高齢者まで楽しめる様々な宿泊プランが用意されているようです。
登別温泉は、北海道の中でも最も泉質が豊富な温泉と言われており、様々な泉質、湯めぐりを楽しむことのできる温泉としても知られています。美白効果が期待できる硫黄泉、硫化水素泉、疲労回復に効果があるとされる鉄泉、緑ばん泉など、一度は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
イベントとしては登別温泉街で8月25日から26日にかけて行われる「登別地獄まつり」がよく知られています。地獄から閻魔大王が赤鬼、青鬼を従えて温泉街に現れる、そんな趣旨で行われるお祭りで、「前触れ太鼓」「鬼みこし暴れ練り込み」「閻魔大王からくり山車」「鬼踊り大群舞」など様々な催しで盛り上がりを見せます。
洞爺湖温泉
温泉地としてはまだ歴史の浅い洞爺湖温泉ですが、観光地として急ピッチで開発が進められ、現在では人気の温泉として数多くの旅行客を獲得しています。北海道の中では比較的温暖な気候で知られており、冬場においても無理なく旅行を満喫することができるでしょう。洞爺湖南側湖畔には温泉街が形成されており、ホテル・旅館・飲食店・みやげ物屋などが軒を連ねています。無料で利用できる足湯・手湯なども多いので、街を散策しながら楽しんでみてはいかがでしょうか。
泉質はナトリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩など。神経痛や関節痛・疲労回復などに効果が期待できます。温泉街を中心として様々なイベントも催されており、5月末に行われる「洞爺湖マラソン」、6月に行われる「洞爺湖マンガ・アニメフェスタ」、ゴールデンウィークから10月末まで毎晩行われる「洞爺湖ロングラン花火大会」や、8月に同じく毎晩行われる盆踊りなどが観光客に人気の名物イベントとなっています。
この他、温泉街の中には遊覧船の発着場があり、洞爺湖の風景・自然を満喫しながら風光明媚なスポットをめぐることができます。さらには有珠山の噴火口も間近で見学することが可能ですし、周辺にはキャンプ場も用意されています。
定山渓温泉
北海道は札幌の定山渓温泉。札幌市の中心部からは約30キロで、1時間ほどでアクセス可能。源泉は豊平川の川底から湧いており、その川沿いに温泉街が広がっています。温泉街には大小あわせて約30の宿泊施設が点在し、札幌市内からの日帰り客はもとより、日本全国、海外からの旅行客で賑わっています。定山渓温泉の泉質は、無色透明でまろやかな塩辛さが特徴のナトリウム塩化物泉。温泉に浸かると体が芯から温まり、貧血症、冷え性、神経痛、疲労・病後回復に効果が期待できるといわれています。
温泉街には無料で楽しめる足湯・手湯もあり、さらに温泉街の上流にかけて名所を巡る遊歩道や公園が整備されています。観光・散策を楽しみながら足湯・手湯で体を休める...そんな日帰り旅行者も多いようですね。温泉街の下流においても「白糸の滝」や錦橋から見下ろす「舞鶴の瀞」など名所が存在します。
この他、定山渓ダム、豊平峡ダム、札幌国際スキー場などが人気の観光スポットとなっており、観光施設も整備されています。8月上旬の「かっぱ祭り」や10月に行われる「もみじ茶会」「定山渓温泉雪灯路」「渓流鯉のぼり」など、イベントも数多く開かれています。